ダイフレックス防水工事業協同組合では専従品および専従工法として、組合員のみが施工できる特別な製品工法を設定しています。
建築防水の高耐久・長寿命化が求められる現在、塗膜防水の生命線である塗膜厚確保は、非破壊膜厚管理による品質管理が重要なファクターといえます。
バリューズ工法はこのニーズに対応した「防水層品質管理システム(MQC)」を採用し信頼性の高い防水層を形成することにより、施工後10年、15年、30年の保険付長期保証を実現しました。
高耐久材料と非破壊式膜厚検査が
高品質な防水層を実現します。
濃淡模様をデザインした改質アスファルトシートの上に光透過性(透明性)のある超速硬化ウレタン『プラマックス』を吹き付けることで模様の透け具合が変化します。
この透け具合を目安に吹き付け施工できるため、より均一な膜厚を確保できるようになりました。
透け方にムラのないように吹き付けることで膜厚の均一化が図れ、模様が見えない、あるいは見えないように吹き付けることで規定膜厚の確保が図れます。
ただし、日射角度や天候により透け具合は多少異なるため目安として利用します。
超高速化ウレタンは専用機械で圧送され吹き付けられます。
その際の圧送は、ピストン運動によるもので、ピストンが一往復する際の排出量は常に一定。
この往復回数をカウンターで確認することにより排出量を管理します。
この透け具合を目安に吹き付け施工できるため、より均一な膜厚を確保できるようになりました。
施工面に吹き付けたウレタン防水材が硬化後、非破壊式膜厚計を用いて膜厚が確保できているか確認します。
深触子を対象表面に接地するだけで測定ができるため、防水層に穴を開けることなく確認できます。
また、測定対象となるのが超速硬化ウレタン『プラマックス』であるため、吹き付け直後に測定可能。
万一、膜厚が足りない部分が確認された場合でもその場で増し吹きして是正します。
シートに特殊加工が施されており、深触子を設置するだけでウレタン塗膜を傷付けることなく膜厚を測定できます。
(過電流式膜厚計)
通常は入針式膜厚計で測定するのが一般的です。
しかし、この方法ではせっかく築いた防水層に穴を開けることになり問題視する声も出ていました。
測定の度に防水層に穴が…
バリュース工法詳細については共同購買事業のページをご覧ください。
ウレタン塗膜防水層の新しい施工品質管理工法です。
ミエルカシステムは塗布量の管理を目的とした通気緩衝シートの表面デザインと半透明のウレタン塗膜防水材の組合せにより施工過程での塗膜厚が目で見て確認でき、防水層のプロセス管理を実現させました。このことにより防水層の高耐久・長寿命化が期待でき、LCC低減や修繕時期の延命を図ることが可能となりました。
ミエルカシステムは従来方法の問題点を克服し、さらに先進の管理方法を提案する新発想の工法です。
塗布量の管理を目的とした通気緩衝シートの表面デザインと半透明のウレタン塗膜防水材の組み合わせにより施工過程での塗膜厚が目で見て確認でき、
防水層のプロセス管理を実現させました。
塗膜が薄いとシート模様が消えない。
塗膜が薄くてもシート模様が消える。
既定の使用量の中で、塗膜厚の極端なバラツキをなくす事を目的としています。
具体的にはミエルカシートVCの表面デザインの黄色のラインを消すことで、防水層全体で2㎜以上の膜厚を確保することになります。
未塗布
1㎜以上膜厚がつくと緑の線が消え、
黄色の線が透けてくる。
2㎜以上膜厚がつくと黄色の線が消え、
白い四角が薄く残る状態。
立上りの密着工法では、着色したメッシュにより目視確認を行います。
未塗布
(ミエルカメッシュを張り付けた状態)
2mm未満の膜厚の状態。
メッシュ目がうっすらと見える。
2mm以上膜厚がついた状態。
メッシュ目が見えない。
防水材や外装材と密接な位置付にあるシーリング材、2成分形「ハイフレックス」・1成分形「シーカフレックス」について、最適で総合的な提案や、新しい視点での製品開発を行っております。
防水材や外装材をはじめとした様々な仕上げ材と補修材を持ち合わせる国内唯一のメーカーの施工団体として、建築材料のトータルソリューションを提供いたします。